学生時代に剣道を13年間続けてよかった瞬間4選!

経験談

剣道を小学3年生から始めて大学4年生まで続けたアラサー女が、「やっててよかった!続けてよかった!」と思えた瞬間を紹介します!

礼儀を学べる

剣道には「礼に始まり礼に終わる」という言葉があるほど、礼儀が身につくスポーツです。試合が始まる前と終わった後、お互いに礼をするときに相手とタイミングがズレた場合は審判からやり直しをさせられるほど。剣道は元々”武士”であるため、目を離した隙に殺されてしまう理由から、礼をする間も目を離さずに行うように教えられています。

剣道には礼をする機会が多く、道場に入る時、練習を始める時、面をつける時、先生に稽古をつけてもらう時、練習が終わる時、先生にアドバイスをもらう時など、行動する前には必ずと言っていいほど”礼”があります。それには一つ一つ意味があり、道場を使わせていただく敬意や先輩に稽古をつけていただく敬意などにあります。

小さい頃は”やれと言われたからやっていたこと”でしたが、大人になるにつれて一つ一つの礼儀には意味があり、とても大切なことだと感じました。その礼儀は大人になった今でも体に染み付いており、どんな時でも挨拶やお礼を言う行動に繋がっています

痩せやすい体になる

学生の頃は筋肉が多くガッチリした体型で半袖を着るのが嫌でした。しかし、筋肉質になったおかげで”太りにくい体”になり、周りの剣道友達も太っている子は少なかったように感じます。ただ、筋肉は手首から腕、肩、ふくらはぎ、太ももなど、全体的にガッシリ付くため、思春期の女の子は少し抵抗があるかもしれません。

剣道は面を被って稽古をするため、真夏の道場はサウナで運動をしているような感覚に。かなり汗をかくため代謝の良い私は特に太りにくい体になったのだと思います。

気持ちが強くなる

剣道の稽古はとても辛いです。腕が上がらないほど素振りをしながら、道場をすり足で往復したり、真夏の稽古は汗がとまらないほど暑く、冬は足が凍えるほど寒く、地味で本当にきついです。しかし、そんなハードな稽古を乗り越えていくと「これ以上辛いことはない」と思うようになり、どんな状況になっても気持ちが折れることは無くなりました。

また、どのスポーツにおいても言えることですが、一つのことを続けることも自身が付くきっかけになります。私は13年間剣道を続けてきたことが一つの自信につながり、辛いことがあっても「あれだけ剣道を続けてこられたんだから、こんなことじゃへこたれない!」と思えるようになりました。

就活でも、履歴書に書いたことで面接の話題になったことも。入社した会社に採用理由を聞いたところ、「一つのことを長年続けてきたこと」や、「段を取得していたので目標に向かって突き進む力がある人」だと評価していただき、採用判断の一つになっていたことを聞きました。

中でも剣道は真摯なスポーツであることから、世間の評価は高いように感じます。

日本文化に触れられる

武道の中でも、剣道は”武士”の歴史があることから、日本特有のスポーツだと言えます。日本=武士というイメージは海外にも浸透しており、海外に行けば指差しで「Bushi(武士)!」と言われるほど。袴を穿いて刀(木刀)を持ち、礼儀作法も身につく剣道はスポーツの中でも日本を身近に感じられる魅力的なスポーツだと感じています。

まとめ

このように、剣道の魅力はたくさんあり、社会に出ても「やっててよかった」と思える瞬間がたくさんあるスポーツです。剣道に年齢制限はなく、老若男女が学び楽しむことができます。

私に子供ができたら剣道をやってもらいたいと思うほど、本当に学びが多いスポーツです!何歳からでも始められる素敵なスポーツなので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか!

タイトルとURLをコピーしました